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本(和書) > 反戦略的ビジネスのすすめ のレビュー・価格情報

反戦略的ビジネスのすすめ

反戦略的ビジネスのすすめ

単行本
平川 克美
洋泉社
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平均評価:評価:3.5
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「反戦略的ビジネスのすすめ」購入者のレビュー・評価

  ビジネスのエートスに近づくために(評価:評価:5
 本書のテーマは単純である。「ビジネスとは何か」。すぐさまいろいろな言葉が思い浮かぶ。金を稼ぐ手段、自己実現、欲望の交換等々。しかし、そのどれもがビジネスのある一面を言い当てているに過ぎない。どうもことはそう単純ではなさそうである。

 考察の範囲はビジネスの周辺に及ぶ。ビジネス戦略、会社、組織、働く理由、業績の評価。これらの要素をいくつもの企業を経営してきた著書の経験や経済理論、現代思想の手法を駆使してその本質を明らかにしていく。

 そうして見えてくるビジネスの本質は単純であるが奥が深い。一周してきたその言葉は強く響いてくる。

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  やや抽象的な話が多い(評価:評価:3
タイトルの「反戦略的」とは要するに「反グローバリスト的なものの見方」のことです。「ビジネスにおいてモノや数字に執着することは、足フェチが全体のプロポーションを見ないようにしているのと同じ」と言い、ビジネスにおける「プロセス」や「インビジブルアセット(見えない資産)」の重要性を説いています。ただ、やや抽象度の高い話が多いです。で、おれは明日からどーすりゃいいの?という素朴な疑問には答えてくれないので、注意する必要があります。

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  エッセイ集としてはまずまず(評価:評価:3
雑感集のような本です。

著者は、現実世界でテツガクしてみるとどうなるんだろう?という思考の方なので、
こういった考え方に興味がある方には面白いのではないかと。
還元主義的思考は本当にビジネスにいかせるのか?とか。
ただし、これではだめで、ホリスティックに思考すべき、なんていう
安易な解答は出しません。
それこそ二項対立の図式にはまった思考停止に他ならない、
とする、著者の筆の進め方には共感できるものがあります。

ところどころにフムフムと発見がありますので、本の中の宝探しが好きな方にはオススメできます。
とくに、巻末の内田樹との書簡集(メールだけど)が、個人的には気に入りました。

ただ、あとがきでも書いているように、何か一貫した主張・結論があるわけでなありません。
むしろ、後半に進むにしたがって、話はどんどん収拾がつかなくなってしまい、
なにがいいたいの?と読み手としては非常に苦労させられます。
☆3つ
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  実感はあるんだけど(評価:評価:3
まだ読了してないんですが、読んでいる感覚としては、まともな職業人
なら普通に感じることと、そう距離はないです。

某「活戸」と某TV屋さんの「ビジネス」についても、奥村先生の「法人
資本主義」の延長線上から出ていないと思うし、まあ漫画だからみんなも
面白がってたんだろうけど、日常の職場での「仕事」は、それほど割り切
りやすいもんじゃないよね。(某ラジオ屋さんの社員さんの発言も、あの
場で言葉にすべきことじゃないけど。)

その仕事や会社の割り切れなさが、この本の「難解さ」の原因でもある
し、「普通だね」感覚の根源でもある。 字面の説明はスッキリしないかも。

なにも世の中全部のことが、単純な図式や力関係、経済モデルで説明でき
なくてもいいんじゃね? とは中年を転げながら、ぱっとしない会社に
勤めている私なんかの感想だね。 成果主義や目標管理では見えない。
結婚生活と同じくらい割り切れない。 著者は「コミュニケーション」だ
と言うけど、それよりもっと皮膚感覚に近い。 これだからオジサンなん
だけど。 社畜なのかな、すでに若手とは距離があるね。
15年以上まえ、アメリカの経済史家なんかは「どうして日本は上手く
行ってるのに米国の真似するの? なんで?」と言ってたよ。
日々の感覚を度外視して、仕事上手く行くと思う? 

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  ビジネスを本質から捉えなおす試み(評価:評価:4
ビジネスを、本質を見据えて、文学やアートのように、より価値の高いものとして捉えなおそう、ということを言っています。
ただ、「反戦略的ビジネス」というのが語義矛盾というか、空中楼閣のように思えるのは私の理解力不足なのでしょうか?
正直、一読しただけでは著者が提示しようとしているビジネス像の輪郭がうまくイメージできませんでした。(結構難解ですよ、この本)
とても大切なことを提示しているような気もするので、数年後に再読してみようと思います。
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