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本(和書) > クライマーズ・ハイ (文春文庫) のレビュー・価格情報

クライマーズ・ハイ (文春文庫)

クライマーズ・ハイ (文春文庫)

文庫
横山 秀夫
文藝春秋
価格:¥ 660
平均評価:評価:4.5
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「クライマーズ・ハイ (文春文庫)」購入者のレビュー・評価

  最高のリアリティーで描かれる記者魂。(評価:評価:4
横山秀夫作品の中でも個人的に特に好きな作品。
元新聞記者だからこそ書けるリアリティーに圧倒される。

これは横山氏の作品全般に言えることだが、氏の文章には日々
記事を書いていた確かな重みと静けさがあり、揺るぎない。
だからこそ熱い場面が逆に際立ち、読み手に訴える。
序盤、事件の第一報が入るシーンでは鳥肌が立った。

御巣鷹山日航機事故を巡って展開される記者達のハードな人間ドラマ。
心理描写は汗臭く、泥臭く、そして人間くさい。
はぐれモノのベテラン記者、「上」を目指す若手、過去の栄光にしがみつく上司。
それぞれが未曾有の事件を前にヒートアップし、
そして追い詰められていく。

日々組織で戦っている全ての人にオススメしたい、
勇気をもらえる一冊。
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  手に汗にぎる傑作!(評価:評価:5
横山秀夫氏の著作は好きだが、これは最高傑作と言え、良い小説を
読んだという読後感に満足できる。日航機事故がテーマというので
当初は興味がなかったが、事故をめぐる事件記者のスリリングな
やりとりと登山がうまくシンクロされている。是非読んで欲しい。
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  新聞社の裏側(評価:評価:3
どこの会社でもあるんですねー、派閥とかプライドとか嫉妬とか。日航機墜落事故を題材にしてるけど、基本はビジネス小説なのかな?でも、ご自身が地方紙の記者だっただけあって、事故に対する社内の反応や、紙面づくりに対する社員たちの動きなどは、かなりリアルでした。普段うかがいしれない場面だけに、面白く読むことができた。

望月彩子の登場はちょっと唐突で、都合が良い気もしたけど…縦糸、横糸、ドラマづくりがうまいと感じました。
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  直木賞訣別宣言はもったいない(評価:評価:5
大きな事件が起こり進行していく中の、すぐ横にいる視点の小説です。大人版セカイ系とでもいう感じで熱く話が進んでいきます。
新たな視点で、日航ジャンボ墜落事件の周辺にいる人間達を被害者・そして新聞記者達を日常生活から引きがし、現実を暴き出し、登場人物達に踏み絵を踏ませてゆきます。
ただ、やはり主人公の家庭の話と友人の息子の話はとってつけた感を強く感じます。新聞社内の話も、作者が実際に体験し感じたことなのだろうけど、あまりにもステレオタイプで、人を引きつけるパワーが足りないと思います。このエンターテイメントとしてのパワー不足は半落ちの時も感じました。

作者より低レベルの、直木賞作家は掃いて捨てるほどいるのも事実ですが、私が愛読する、そして期待する直木賞作家の作品とするとやはりパワー不足です。

映画化されたのに合わせて、再読してみましたが、作者が直木賞が取れなかったのは、必然だと妙に納得してしまいました。

それにしても、訣別宣言なんて、へその曲げ方をしないで、もっとパワーのある作品を書いて読者を楽しませて欲しいと思います。
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  圧倒的な読後感(評価:評価:5
新聞記者として、会社員として、父親として、男として、様々な葛藤・苦悩がぶつかり合う。
日航123便墜落事故を軸とした、主人公・悠木の苦闘を骨太に描写した作品です。
あまりの筆勢に圧倒され、一種の「リーダーズ・ハイ」に陥ってしまうこと請け合いです。
あの悲惨な事故を風化させないためにも、必読の一冊でしょう。

横山秀夫作品はこれが初めてだったのですが、他の作品も読んでいこうと思います。
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