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本(和書) > 坂の上の雲〈1〉 (文春文庫) のレビュー・価格情報

坂の上の雲〈1〉 (文春文庫)

坂の上の雲〈1〉 (文春文庫)

文庫
司馬 遼太郎
文藝春秋
価格:¥ 670
平均評価:評価:5.0
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「坂の上の雲〈1〉 (文春文庫)」購入者のレビュー・評価

  ほのぼのとした幼少時代(評価:評価:4
司馬遼太郎さんの作品を初めて読み始めてますが、まずは一巻ということで、主人公たちの幼少時代から入ります。明治初期の幼い主人公達が立身主義の日本で学問を学ぶ姿が
克明に書き記されており、非常に情景を思い浮かべやすいです。
日本の歴史書としては、非情に勉強になります。

ただまだ一巻ということでこれといって、読み入る部分はまだ出てこないため、次巻に期待。
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  乾坤一擲の勝負(評価:評価:5
ギリギリの生死を賭けた男たちの生き様を描いた小説です。

大筋は史実に基づいていますので(刊行後に明らかになった新事実
もありますが)、旅順攻略の部分など読むのが辛い記述もあります。

海戦で勝つ部分など、やはり日本人として気分が高揚しながら
読めますが、ロシア軍は多大な死傷者が出ている訳ですから
勝ったからいい、という単純なものではないと感じました。

また、乃木のような無能なリーダーの下で死んでいった無名の兵士
たちが哀れです。明治期は薩長でありさえすれば、このような無能者
でも大将になれたんですから。ちなみに乃木は士官学校に数ヶ月間
居ただけなのに、長州という事だけで軍人のスタートからいきなり
中佐になっています。無能なリーダーは罪深いです。これは現代
にも通じます。

元トリンプ社長の著書で「仕事ができない奴はいい人になるしかない。
それしか会社で存在価値を表現できないから」というような記述が
ありますが、軍事的才能がなかった乃木の精神面の高さにも通じる
のかもしれません。

東郷と乃木のリーダーとしてのあり方、海軍の戦略性と陸軍の無策等、
(殊更、意識的に対比させている面もありますが)現代のビジネスの
場面でもとても参考になる気がします。

日本存続のために必死で戦った人たちの物語、未読の方にはやはり
読んでおいて欲しいです。得るものがあると思います。

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  問答無用で。(評価:評価:5
司馬遼太郎の作品はこれが初。まだ、6巻ですが
ココまで一気に読めてしまいました。

日本の近代、鎖国が終わり、外国との接触が始まり
日本が先進国になろうとしていたこの時代。
熱いです。ワクワクします。自分の小ささが恥ずかしく
なるくらいのスケールの大きさ。
学生は言うに及ばず、ビジネス書に飽きてきた
方にも。新鮮な感動と、熱い世界があります。

問答無用でおすすめします。

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  もっと早く読んでいれば…(評価:評価:5
私は学生のころから歴史などにはまったく興味がなく、自然と理系の学部に進学しました。学校の授業で教えられる歴史は断片的なものが多く"何年に何があったか?"(歴史)、"俳人の考えを類推しなさい"(国語)などジャンルを超えた繋がりがなく、どうしても興味がわかなかったことを覚えています。
社会人になり多くのCEOが本書を推薦しているのを見て読み始めたのですが、司馬遼太郎の歴史描写は臨場感があり人々の思想や時代背景など一連の繋がりを持って描かれているので「その時代の感情」を共感することができ興味がそそられます。
司馬遼太郎さんの言葉で「歴史上の事実を一つ一つ集め、脚色せず綴っていくことで、ひとつの小説が出来上がる」とありますが、それだけの情報の裏付けがあることで臨場感や親近感が生まれるのかもしれません。
学生時代に本書を読んでいれば、もしかしたら今とは違った道に進んでいたかもしれませんね
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  世界の日本にした男達の生き方(評価:評価:5
 日本がロシアに勝ったなんて、恥ずかしながら知らなかったです。
 秋山兄弟を主として、いろんな登場人物が出てきます。その中でも児玉源太郎が特に好きです。世界の3大提督である鹿児島の東郷平八郎も出てきます。
 秋山真之「本日天気晴朗ナレドモ波高シ」
 児玉源太郎「諸君は昨日の専門家であるかもしれん。しかし明日の専門家ではない」
 203高地の占領、バルチック艦隊に完全勝利する描写が血沸き肉踊るシーンです。(戦争を賞賛してはいけませんが)
 この本は経営者が選ぶ本、第1位にもなっています。全くその通りだと思います。今まで読んだ小説の中で一番です。
 NHKで平成21年に放送予定なので、楽しみです。
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