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本(和書) > 天使に見捨てられた夜 (講談社文庫) のレビュー・価格情報

天使に見捨てられた夜 (講談社文庫)

天使に見捨てられた夜 (講談社文庫)

文庫
桐野 夏生
講談社
価格:¥ 680
平均評価:評価:4.0
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「天使に見捨てられた夜 (講談社文庫)」購入者のレビュー・評価

  ラストまではとても面白い・・・(評価:評価:3
AV女優の失踪から始まる村野ミロの探偵物語。読むほどに引き込まれて次の展開が気になって一気読みしました。
ただ・・・・ラストの犯人はこの人だったの??って感じがして一気にテンションが下がりました。
何か最後に「実はそういう訳でした・・・」的な書き方は前作と同じで「えっ?」となってしまいます
伏線がしっかりしてない、話の練り方が足りない、辻褄が合わないから消化不良に陥ります。
無理矢理にどんでん返しを狙っても物語が薄っぺらくなるだけで勿体ないと思うのですが・・・
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  人間臭い探偵さん。(評価:評価:3
なんだか「了承済み」の事項が多いなぁ…と思っていたら、シリーズものの第二作だったのね。。でも、まあ、このお話単体でも充分楽しめます。

終盤、怒濤のように話が急展開していくさまは見物。それから、男なんて寄せ付けないキャラとして描かれるのかと思った主人公の村野ミロが、「女」としてふらふら、ふらふらするのも、人間臭くって好きです。
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  ヒューマニティ溢れるサスペンス(評価:評価:5
意外な展開が最後まで続くサスペンスフルでトリッキーな作品。
色々なキャラクターが随所に散りばめられて賑やかに展開しながらも捜査依頼の真相の核心に近づいているようで近づいていないスリルが刺激的で最後まで一気に読みました。
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  ストーリー、人物描写ともにプロの仕事でした。(評価:評価:4
私立探偵村野ミロシリーズの第二作。桐野夏生の初期の作品ですが第一作同様、作者が随所でプロの仕事をしている事の伺われる作品です。先読みさせず、さりとて二転三転のストーリーにありがちな唐突さも感じられず、途中で何度も予想を裏切られました。ストーリーテリングだけで十分面白い探偵小説に仕上がっています。

しかし秀逸なのは主人公村野ミロをはじめとした人物描写。登場人物の苦悩を丁寧にストーリーの中に浸みこませています。その描き方、登場人物の多彩さなどのハードボイルドテイストは多くの優れた日本の女性作家でも随一でしょう。またそのテイストは決してストーリー展開の邪魔をせず、むしろ厚みを持たせています。よくこの長さ(文庫本413ページ)にこれだけの物を盛り込んだと思いました。ディテールを気にすれば展開が緩慢になり、全体も長くなってしまいます。かといってストーリー展開を重視すれば、テンポはよくなりますが文章の密度が薄くなってしまいます。このバランスの妙を持つ日本人作家は本当に少ない。作者はかなり海外ミステリーを読み込んでいると思いました。
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  ミロもただの女だった(評価:評価:4
今回は失踪したAV女優を探すということから始まり、事件に巻き込まれていくというものです。
北海道に移り住んだ父親も出てきます。
そしてまたもや危ない男女の物語もあったり・・・。

あとがきにも書かれているのですが、その事件の黒幕と思われる男とミロは関係を持ちます。
危険だから近づいてはいけない!と思いながらも惹かれてしまうのです。
しかし、その間に殺人事件が起こり、その男と一緒だったミロはその事を知られたくなくて刑事にも隠すのです。
しかし、あっけなくバレてしまい、それはそれはみっともないです。
読んでる自分も恥ずかしくなるくらい。
でも、こういう事って人生には何度もありますよね。
男女間の事だけに、恥ずかしいけど分かるな〜って思いました。

そして、ミロと隣人のトモさんとの関係。
トモさんはホモなんで愛しても友達以上にはなれない、そんなミロの恋心みたいなのも切なかったです。

八田牧子は最初からすごく妖しかったけど、リナの姿をして現れるところが怖かったです。
すでに、どこかおかしくなってるんだけど、実に冷静だったのが余計に怖かったです。
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